物件の契約に役立つノウハウ

移住で中古物件を購入する方は必見!売買購入までの流れを解説

移住で中古物件を買う時の売買契約の流れを解説

今回は、移住後の住居について、中古物件の購入を考えている方向けに、購入の申込みから売買契約までの流れについて解説していきます。

こんにちは!
当ブログを運営している「タカヒロ @utsurism」です。

群馬県在住の28歳。2023年に住み慣れた岡山から移住して、嬬恋村で生活をしています。
そんな私が、移住生活の楽しさを知ってもらうため、当サイトで情報発信をしています。
ふぉんたん
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移住して、夢のマイホームを持ちたいけど、契約が複雑そうで不安…。

初めての物件購入は緊張するよね。

だったら、移住のために中古物件を購入する場合の手続きを解説するよ!

タカヒロ
タカヒロ
ふぉんたん
ふぉんたん

詳しく教えてください!!

移住後の住居について、中古物件の購入を考えている方は多いのではないでしょうか。

地方の中古物件は、都市部に比べても安価ですので、費用を抑えて一軒家を持つチャンスです。また、移住後にDIYでリフォームする事も楽しみの一つでもありますよね。

この記事では、そんな移住初心者のために、中古物件の売買契約をする時に必要な事務手続きの流れと注意点をまとめました!

初めての売買契約は不安が多いと思います。この記事を読んで全体の流れを把握しておきましょう!

中古物件購入における”売買契約”とは

不動産は、高額な資産を対象とした取引となります。そのため、必ず売買契約を取り交わす必要があります。よって、移住後の住居として中古物件を購入する際にも、売買契約が必要となります。

契約書の内容については、売買代金、支払いの時期や手段、土地・建物の住所、面積、売主と買主の住所などが記載されます。

一般的には、売買契約書を紙で作成して取り交わします。
余談ですが、宅地建物取引業法にて、宅地建物取引業者(不動産会社)に対し、契約が成立したら遅滞なく契約内容を記載した書面を、宅地建物取引士に記名押印させた上で交付することを義務づけられています。

売買契約は、契約締結後のトラブルを未然に防ぐための役割も果たします。注意して行いましょう。

物件購入の流れ(申込から引渡し)を解説します

ここからは、実際に物件購入に必要な事務手続きの流れを確認していきましょう。
意中の中古物件が見つかった前提で、申込から引渡しを受けるまでの流れを解説します。

【物件購入の手続き①】購入の申し込みを行う

まずは、購入したい中古住宅が決定した方は、購入の申し込みを行います。購入の申し込みは、”購入申込書”を用いて(不動産会社を経由して)売主に意思表示を行うケースが多いです。

多くの購入申込書では、買主の情報、物件の情報などの基本的な情報に加え、買主側からの希望条件を記載する欄があります。例えば、希望売買価格、手付金の金額、売買契約日、引渡し日などです。購入申込書を基に今後の手続きが進みますので、希望条件は必ず伝えておきましょう。

手付金や売買価格の交渉は不安に感じますが、長期間売りに出しているが売れていない場合など、値下げしてでも手放したい売主はいます。
希望売買価格を記載する前に、不動産会社と相談してみるのをお勧めします!

記載した購入申込書を不動産会社に提出し、不動産会社から売主に伝えます。売主が確認した後、契約日や契約条件を調整した上で、商談に進んでいくのです。

この時点では契約していない状態です。そのため、購入希望の撤回も可能ですので、気に入った物件を見つけた場合は、購入の申し込みをしてください。
※購入意思が弱い段階での申込は、迷惑になるのでしないように。

契約内容の調整が完了したら、次のステップへ進みます。

【物件購入の手続き②】重要事項説明を受ける

契約内容がまとまったら、売買契約を締結する前に、”重要事項説明”を受ける必要があります。

重要事項説明とは、物件の詳細情報、売買の条件に関する説明を受けることです。物件で不明なことがあれば、この段階までに不動産会社に確認します。

権利や法令上の制限など、取引条件については売買代金や解約時の取決めなどについて記載されており、見落としがないように丁寧に確認することが大切です。

タカヒロ
タカヒロ

SUUMOさんのサイトで、重要事項説明書の確認ポイントを解説されています。
とても参考になりますので、併せて確認されることをお勧めします。

https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/sumai_nyumon/iesagashi/jukatsu-558

専門用語や、法律に関する記載も多々ありますので、納得するまで確認しましょう!

【物件購入の手続き③】売買契約書を取り交わす

売買契約は重要事項説明の後に、続けて行われる場合がほとんどです。ここでは、契約書の内容を買主、売主の両者で確認し、署名・捺印を行います。

まず、契約書の読み合わせを売主、買主、不動産会社全員同席のもとでおこないます。これが最終チェックになるので、内容をしっかりと理解しながら進めていきます。

売主・買主双方が契約内容に合意したら、あらかじめ用意された2通の契約書に記名押印を行います。そして、印紙を貼付、割印して売買契約の締結完了となります。

売買契約締結後は、原則、一方的な解除はできません。やむを得ない場合でも、違約金を支払うことになります。

ただし、以下の場合は解除が認められますので、詳しくは契約時に確認しておきましょう。
①契約時に支払った手付金を放棄して、契約を解除できる(手付解除)
②契約書に「ローン特約条項」がある場合、期限までにローンの承認が下りなかった際は、契約を解除できる
③クーリングオフを利用して、契約を解除できる

契約書締結後は、手付金の支払いと、不動産会社への仲介手数料を支払います。購入する物件の売買価格により変動しますが、数十万円から数百万円になります。事前に確認して準備しておきましょう。

また、住宅ローンを利用して物件を購入する方は、事前に仮審査を済ませておいて、契約締結後に本審査に進みましょう。

【物件購入の手続き④】残代金の支払いを行う

残金の決済に関しては、物件の引き渡しと同時に行われることが一般的です。この場合、買主、売主、仲介の不動産会社、司法書士、金融機関担当者が金融機関などに揃って行ういます。関係者が集まった状況で、①ローンの実行、②残金の振込、③登記申請を同時に進めます。

決済が完了後、買主に住宅のカギが渡されると権利も移ります。そして、司法書士が法務局において、登記の手続きを行います。

登記の手続きは1週間から2週間で完了し、司法書士から登記簿が送付されます。

ここまでの手続きが完了すると引っ越しが可能になります。

まとめ

中古物件の購入までの流れがわかったかな?

タカヒロ
タカヒロ
ふぉんたん
ふぉんたん

難しい専門用語もたくさん出てきたけど、なんとなく流れがつかめたよ!

なんとなく理解できてたら十分だよ!
実際の契約時には、不明点を専門家に確認しながら進めるようにしてね!

タカヒロ
タカヒロ

ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございました。

移住後の住居に中古物件を購入したい方は、事前に契約の流れを把握しておきましょう。
契約を締結した後は、簡単には契約を破棄することができません。後悔しないためにも、しっかり確認しましょう!

うつりズム」では、より的を絞ったノウハウや、実体験をたくさん投稿しているので、いろんな記事を読んでみてください!そして、あなたの移住が成功へ近づく糧になれたら嬉しい限りです。

一緒に最高な移住ライフを目指しましょう!!

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