今回は、流行りの「週末移住(二拠点居住)」について、詳しく解説していくよ!
こんにちは!
当ブログを運営している「タカヒロ @utsurism」です。
群馬県在住の29歳。2023年に住み慣れた岡山から移住して、嬬恋村で生活をしています。 そんな私が、移住生活の楽しさを知ってもらうため、当サイトで情報発信をしています。
移住には興味があるけれど、仕事とか家庭の事を考えたら、難しいよね…。
移住って色んな条件が合わないと難しいよね。
でも、そんな人(鹿)にも、おすすめな移住方法があるよ!
それは、”週末移住(期間限定移住)”さ!
週末移住…?詳しく教えてください!
いいよ!週末移住のキホンから紹介していくね!
今までの移住は、完全に生活拠点を変える(移り住む)ことが当たり前でした。
現在では、平日は都心で生活し、休日を地方で過ごす"週末移住"が注目されています。
本記事では、移住の新しい形となった、流行りの”週末移住”について、詳しく解説していきます。
移住の新しい形? ”週末移住”とは
週末移住とは、週末や休日を普段生活している場所とは別の場所で生活する(移住する)ことを指します。
二拠点居住や二地域居住とも呼ばれます。
平日は仕事を優先し、利便性の高い都心で生活する。そして、週末は地方(田舎)で平日の疲れを癒したり趣味を楽しんで過ごす方が多いです。
現在では、生活様式の多様化によって、週末移住が生活スタイルの1つとして確立されました。
実は、週末移住を国が推進している
実は、週末移住は国土交通省が推進している取り組みでもあります。
国が推進しているため、各地方自治体でも週末移住者を受け入れるための施策を行っています。
週末移住を実現しやすい環境整備が進められています。
我が国においては、近年、都市住民の地方への関心が高まっているとともに、国民の価値観、ライフスタイルが多様化してきています。その中で、二地域居住は、地方での豊かな自然・生活環境、自己実現、地域コミュニティへの参加や社会参画・協働、ふるさと回帰等への志向に応えるとともに、地域活性化が図られるという意義を有し、いわば人生を2倍楽しむ豊かな暮らし方として提唱され、普及促進、実践されてきています。
なぜ週末移住をするの?(目的)
週末移住の主な目的は、仕事とプライベートを明確に分けることにあります。
生活拠点を2つ持ち、休日を地方(田舎)で過ごすことで、リフレッシュできます。
それによって、QOL(クオリティ オブ ライフ)を高めることに繋がります。
また、仕事や家庭などの事情により完全な移住が難しい方の、選択肢(妥協案)の役割も担っています。
別荘との違いは?
週末移住に、非常に類似しているのが別荘です。
では、週末移住と別荘では何が違うのか、解説します。
別荘は長期休暇の時だけなど居住頻度が少ない生活様式を指します。
それに対して、週末移住は休日の度に訪れる居住頻度が高い生活様式を指します。
そのため、物件の扱いにおいても、別荘は日常的に利用しない保養のための住宅を指し、週末移住で用いる住居は”セカンドハウス”と呼ばれ、本宅とは別の生活拠点という扱いになります。
また、週末移住で用いるセカンドハウスは別荘と違い、税制優遇を受けられるといった違いもあります。
週末移住のメリット
平日の生活とは、全く異なる休日を過ごすことができる週末移住では、メリットが多くあります。
ここでは週末移住に関するメリット3つ紹介していきます。
・リフレッシュできる
これが1番の目的であり、最大のメリットではないでしょうか。
リラックスできる環境は人によって様々です。もし、田舎のスローライフがリラックスできる方にとっては、週末移住が大きな効果をもたらしてくれるでしょう。
地方(田舎)は、環境音も少ないことや、自然を利用したレジャー施設(キャンプやハイキングなど)があるため、都心での生活を忘れるような、心身ともに健康的な休日を過ごすことが可能です。
・都会と田舎の良さを両方味わえる
都会と田舎では、魅力と感じるポイントが対照的です。
例えば、都会は、公共交通機関が充実、コンビニ歩で行けたり、仕事の選択肢も多いです。これらは田舎では該当しない地域が多いです。
一方で、地方は、自然が多くの面積を占め空気が綺麗、物価が比較的安いなどの魅力があります。反対にこれらは都会では該当しない地域が多いです。
通常であれば、これらを比較して、どちらかを選択しなくてはいけません。しかし、週末移住の場合は、自分に都合の良いように選択することが出来ます。
つまりは、都会と田舎の良いとこ取りが可能になります。
・完全移住するときに、週末移住の経験が役に立つ
もし、将来的に週末移住している地域に完全移住するのであれば、経験がメリットになります。
移住した場合には、通常いくつかの壁に当たります。
例えば、買い物ができる施設までの距離が遠い、車の運転が必要、新たなご近所付き合いなどです。
これらは慣れることで解決するでしょう。しかし、事前に週末移住をしていると完全に移住する前に慣れることが出来ます。
移住地の下見としての週末移住は、コスト面を考えてもややハードルが高いと思います。
移住地の下見であれば、”期間限定移住(お試し移住)”をおすすめします。
期間限定移住(お試し移住)については、以下の記事で詳しく説明していますので、こちらを読んでください。
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週末移住のデメリット
魅力的な週末伊集でも、もちろんデメリットが存在します。
平日の都会生活にも影響する場合があるので、これから紹介するデメリットはしっかりと把握しておきましょう。
・お金の支出が増加する
一拠点から二拠点での生活に変わるということは、出費も増えてきます。
ここでは、大きな変化となる2つの費用について紹介します。
・生活上で発生する費用
二拠点分の住居を所有することになるので、一部の日用品などのコストが2倍になります。
一番大きいのは、移住先の住居購入費でしょう。費用はピンキリですが、安かろう悪かろうな住居を購入してしまうと、休日に訪れてもリラックスできません。
不要な部分を削りながらも、最低限リラックスできる住居を購入されることをおすすめします。
また、水道光熱費などについても考えなければなりません。これらは基本料金が設定されている場合が多く、利用しない月でも費用が発生します。
他にも、家具や家電などの生活雑貨、週末しか使わないからといって妥協してしまうと、移住先での生活が不便になりかねないので、必要費用として計算しておきましょう。
・拠点間の移動で発生する費用
拠点間を移動するためには費用が発生します。車で移動する場合は、ガソリン代や高速道路代が掛かります。また、公共交通機関で移動する場合は運賃が必要です。
これらは、訪れる頻度が高ければ高いほど費用が増加します。
また、地方では、移住先から徒歩圏内に買い物ができる施設がない場合も多いため、基本的に車移動となります。
そのため、都心で車を使わず生活している方は車の購入について検討が必要です。購入する場合には、車の購入費用に加え、都心での駐車場費用なども費用として加算されるでしょう。
これらの出費が、都心での生活にも影響を及ぼしてしまうかもしれません。
・地域特有のネットワークに馴染む必要がある
特に田舎では、住民同士の距離が近い傾向にあります。そのため、地域に馴染むためのアクションも必要になってきます。
例えば、地域行事の参や、町内会、消防団への加入を求められるケースも多いです。
週末移住の場合、平日の活動や行事は、参加できないことを理解してもらう必要があります。
新たな居住地でかつ、週末にしか滞在しない週末移住では、地域に馴染むまで時間を要してしまう可能性があるので注意しましょう。
※地域での交流・活動が苦手な方は、別荘地に移住するのもおすすめです!
以下の記事で、別荘地に移住するメリットを解説しています。興味がある方は読んでみてください。
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まとめ
流行りの”週末移住”について解説してきたけど、どうだったかな?
週末移住だったら、気軽に田舎暮らしができるね!
僕は、大好きなキャベツの生産量が多い地域に週末移住しようかな!
自分が好きなものに囲まれて休日を過ごすなんて最高だね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
流行りの週末移住(二拠点居住)を理解していただけましたでしょうか?
これから、”週末移住”は、移住の新しい形として発展していくと思います。
今までいろんな事情で移住を諦めていた方にも、選択肢になるのではないでしょうか。
「私も週末移住してるよ」「私はこんな苦労があったよ」などあれば、コメント待ってます!