地方移住のメリット・デメリットを解説！後悔しない移住のために

今回は、移住に興味を持ち始めた移住初心者の方向けに、地方移住のメリットとデメリットをお伝えします。

こんにちは！
当ブログを運営している「タカヒロ @utsurism」です。

群馬県在住の28歳。2023年に住み慣れた岡山から移住して、嬬恋村で生活をしています。
そんな私が、移住生活の楽しさを知ってもらうため、当サイトで情報発信をしています。

地方移住に興味を持ち始めた皆さんが最初に気になるのは、地方移住のメリットとデメリットですよね。

テレビ等のメディアでは、特性上、良いことばかりが編集されている傾向にあります。（テレビ等のメディアを否定するものではございません。）

しかし、良い情報だけを収集していては、移住後に後悔するリスクが高まります。

移住には、かなりのコスト（お金、時間、体力）が必要となるため、再度移住するにもハードルが高くなります。

一度の移住で満足するためには、しっかりと事前に（メリット・デメリットともに）情報収集をすることがポイントになります。

この記事では、移住初心者さんのために、移住によるメリットとデメリットをまとめました！

この記事を読んで、しっかりと吟味してくださいね。

地方移住とは

まずは、簡単に地方移住についてお話します。

昨今では、テレワーク環境の推進によって、どこでも仕事ができる暮らしとなってきましたね。そんな中、より広く快適な住環境や、豊かな暮らしを叶えたいと、地方移住に関心を持つ方が増加しています。

言わずもがな”地方”移住ですので、都市部ではない地域への移住の事を言い表します。
「地方≒田舎」の場合が多く、ゆっくりと流れる時間や、ストレスから解放される生活を求めて移住するのが、大きな要因です。

そんなプチブームが訪れているといっても過言ではない地方移住について、実際に地方移住を経験した私目線で、”メリット”と”デメリット”を詳しく解説していきます。

移住先の地域によっては、メリット・デメリットが当てはまらない場合もあります。
あくまで、一般論として参考にしてください。

地方移住のメリット

ここでは、地方移住のメリットについてご紹介します。

【地方移住のメリット①】理想の地域で生活ができる

１つ目のメリットは、理想の地域で生活ができることです。
まさに移住の一番の目的である理想的な暮らしを実現することができます。

自分の好きな地域で生活をすることで、日々が充実すること間違いなしです。また、趣味を活かせる地域へ移住する場合は、仕事と趣味のバランスがとれ、心身ともに健康になれるでしょう！

【地方移住のメリット②】ストレスを軽減することができる

２つ目のメリットは、ストレスの軽減です。
都市部では一般的な”通勤ラッシュ”ですが、比較的人口が少ない地方では、通勤で車を使用する人が多いため、満員電車に遭遇することはほとんどありません。

地域によっては、多少の車渋滞が発生することもありますが、多くの地域では、快適な通勤通学ができ、人混みとは無縁になります。

【地方移住のメリット③】生活の見直しができる

３つ目のメリットは、生活の見直しができることです。
生活環境がガラッと変わるため、今まで通りの生活が出来なくなる場合が多いです。

これはデメリットではなくて、都市部ではなんとなく過ごしてきた日々を見直し、より質の高い生活へと見直しができるチャンスです！

また、地方（田舎）は、街灯が少なかったり、夜遅くまで営業している店舗が少ないことから、生活リズムの改善にも効果が出ると考えられます。

【地方移住のメリット④】生活費が安くなる

４つ目のメリットは、物価が安いことです。
都市部に比べて、地方は土地代が安いです。そのため、アパートの家賃が安かったり、中古物件が安く手に入ります。運がよければ、家賃１０万円以下で一軒家を借りることも可能です。

また、地方（田舎）では、直売所も多くあります。
直売所は、卸業者を介していないため、とても安く野菜などの食材を購入することができます。

ただ、これには例外があり、輸送費が加味される物については、物価が上昇する場合があります。（例：ガソリンなど）

日々の生活出費が減ることで、趣味や投資、貯蓄にお金を回すことが可能になりますね。

【地方移住のメリット⑤】移住者支援制度を受けることができる。

５つ目のメリットは、移住者支援制度を受けられることです。

自治体によって、制度の有無、内容が異なるため注意が必要です。

移住者受け入れに積極的な自治体は、移住者支援制度が充実している傾向にあります。一例として、空き家の改修費の補助金・定住促進奨励金・新規就農助成金などの支援制度を展開している自治体もあります。

費用面の支援だけでなく、相談窓口が設けられている場合も多いです。
移住に関する悩みや疑問を、現地に在住の担当者から回答をもらうことができます。

地方への移住を考えているのであれば、移住者支援制度を活用しましょう。 

地方移住のデメリット

続いて、地方移住でのデメリットについてご紹介します。

【地方移住のデメリット①】労力・時間・お金が必要

１つ目のデメリットは、移住には労力・時間・お金が必要になることです。

地方へ移住するまでには、かなりの労力が必要です。移住地を決めるまでに、多くの情報を集めて精査する必要がありますし、その後も物件を探したり仕事を探したりと、やることが多いです。そのため、時間とお金を消費しながら、労力を掛けていく必要があります。

しかしながら、これらを妥協してしまうと、移住後に後悔するリスクが増えてきます。
もっと良い地域があったのではないか？もっと良い物件があったのではないか？とならないよう、根気強く向き合っていきましょう。

【地方移住のデメリット②】不便な生活環境になる

２つ目のデメリットは、不便な生活環境になることです。地方（田舎）は、都市部に比べて、不便な地域がほとんどです。

代表的な１つが、公共交通機関が未発達であることです。都市部では、電車、バス等が発達しており、次の便までの間隔も短いです。しかしながら、地方では、「電車は１時間に１本」、「バスは１日に３本」などと、乗り過ごすと１日の予定が狂ってしまうほど便数だったりします。
よって、次の項目でも話しますが、地方では「車の所持が必須」となるのです。

また、施設の数も都市部に比べて少ないです。
病院や学校、コンビニやチェーン店なども、車で数十分という距離になる可能性があります。

昨今では、コンビニの数が増えているため、昔のイメージほど遠くはないですが、それでも都市部と比較すると遠いです。

【地方移住のデメリット③】車が必須になる

３つ目のデメリットは、車の所持が必須となることです。
【地方移住のデメリット②】でも話しましたが、基本的には車移動になります。

車を持たない生活をしていた方にとっては、車の購入、維持の費用が加わります。

また、地方には整備されていない道や、狭い道が多くあるため、ペーパードライバーの方は、慣れるまで苦労するでしょう。

しかし、車好きにとっての地方移住はメリットになります。
なぜなら、駐車場が安く、道の渋滞も少ないので、快適なドライブをすることができます！
よって、車好きになれば、このデメリットは解決されそうですね（？）

【地方移住のデメリット④】仕事の調整が必要になる

４つ目のデメリットは、仕事の調整が必要になることです。ここでの”調整”は、当事者によって変わります。

①テレワークを利用して会社を辞めずに移住する場合は、会社内での手続き（住所変更や、出勤日の調整）が必要になります。
②今の会社を辞めて、移住先で再就職する場合は、再就職先を探す必要あります。

問題は②の場合です。
地方（田舎）は、都市部に比べて企業が少ないため、求人数も多くありません。そのため、希望の職種に出会えない場合も多々あります。どのような求人があるのか、業務内容や収入面の条件は合うかなど、事前に移住先の求人情報を調べておきましょう！

【地方移住のデメリット⑤】地方（田舎）ならではの人付き合いがある

５つ目のデメリットは、地方（田舎）ならではの人付き合いがあることです。
正直、これをデメリットにするかは悩みました。なぜなら、地域の人々は住民同士が助け合いながら生活するための人付き合いだからです。

しかしながら、人によっては、ご近所づきあいや地域のコミュニティ（お祭り、消防団）への参加が負担に感じることも事実です。

解決策の１つとして、別荘地への移住があります。別荘地では管理費を支払うことで、管理会社が敷地内の管理をしてくれます。そのため、消防団や町内会といった活動はありません。

移住前に現地の人や、自治体の移住支援担当に話を聞いておきましょう。

まとめ

ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
地方移住のメリットとデメリットが、なんとなく理解できたのではないでしょうか？

地方移住は、新しい人生をスタートできる最高な機会だと思っています。
しかし、今までの生活が大きく変化するだけに、リスクもあります。地方移住で後悔をしないように、一度冷静になって、考えてみるのも必要ですね。

「うつりズム」では、より的を絞ったノウハウや、実体験をたくさん投稿しているので、いろんな記事を読んでみてください！そして、あなたの移住が成功へ近づく糧になれたら嬉しい限りです。

一緒に最高な移住ライフを目指しましょう！！