物件探しに役立つノウハウ

【古民家と別荘の違いを解説】物件を買うならどっち?

移住先の古民家と別荘の違いを解説

今回は、移住先の物件として、古民家と別荘(地)のどちらが良いか、比較しながら解説していきます。

こんにちは!
当ブログを運営している「タカヒロ @utsurism」です。

岡山県在住の27歳。どこにでもいる貯金の少ない若手サラリーマンです。
そんな私が、1年以内の移住を目標に掲げ、「若者による低コストな【地方移住】」をテーマに、
当ブログで情報発信をしています。



移住するにあたってどんな物件にするか
悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。

「現代の家にはない、昔ながらの魅力に溢れた古民家がいい!」
「自然が豊かでアウトドアライフが満喫できる別荘地がいい!」

など住む家によって様々な魅力があり、
どんな物件、どんな土地を選ぶかで
生活スタイルや休日の楽しみが変わってきます。


今回の記事では古民家と別荘地の違いや
メリット・デメリットそれぞれをまとめました。

移住地でお悩みの方の参考になれば幸いです。


古民家と別荘地の違いは?

空き家バンクや物件サイトを見ていると、
昔ながらの古民家や、自然の中に佇むログハウスなど
様々な特徴の物件が出てきますよね。

古民家と別荘地にどういった違いがあるか写真だけではわかりにくく、
いざ物件を見学すると、別荘地に建っている中古物件だったということも・・・。

それでは、具体的に古民家と別荘地の違いを解説します。

古民家とは


古民家というと、どういったイメージがあるでしょうか。
「立派な茅葺き屋根」
「風情ある昔ながらの家」など、
現代の住宅にはない、古き良き雰囲気がある建物を想像する方が多いと思います。

古民家には具体的な定義があるわけではないようですが、
一般的には築年数が50年以上経っている建物のことを指すようです。

昭和25年の建築基準法の制定時に既に建てられていた
「伝統的建造物の住宅」すなわち伝統構法とする。

出典:全国古民家再生協会


別荘(地)とは


別荘とは普段生活している場所とは別に
避暑や避寒、余暇を目的としたレジャー施設のことを指します。

日本国内の別荘地ですと、
軽井沢やニセコ、那須、八ヶ岳、伊豆などが有名で、
自然に溶け込む、丸太を積み重ねたログハウスが多く建ち並び、
普段の生活からちょっと離れた非日常を味わえる場所です。

ここ最近ではレジャーや休暇を過ごすというより、
テレワークの拠点や、定年後のセカンドライフを送る場所として
別荘を購入する方が多いそうです。

また、キャンプやサウサなどのアウトドアブームの後押しもあり、
新たな楽しみを生み出す場所として注目されています。

「古民家・別荘」のメリットとデメリット

古民家は日本の伝統的な建築物として価値があり、
別荘は非日常的な空間、時間が流れる魅力があり、
それぞれ違った魅力を持っています。


その反面、デメリットである部分もあり、
しっかりと考慮する必要があります。

それぞれのメリットとデメリットをまとめました。


古民家のメリット・デメリット


メリット

  • 風通しがよく夏涼しい
  • 広い間取りの家に住める
  • 固定資産税が安い
  • 現代の建物にはない、梁や欄間など
    伝統的な日本家屋の立派な造りを味わえる


デメリット

  • 隙間から風が入ってくるので冬は寒い
  • 虫が入ってくる(蜘蛛の巣ができていたりすることも)
  • リノベーション、リフォーム費用がかかる
  • 防犯面が心配




別荘地のメリット・デメリット


メリット

  • 木のぬくもりを感じられる家が多い
  • キャンプやBBQなどを庭で楽しめる
  • 海や山など自然に囲まれており、
    ゆったりとした時間を過ごすことができる
  • 近所づきあいや町内会などの集まりがほとんどない




デメリット

  • 管理費がかかる(別荘地の管理会社や組合による)
  • 使用用途が限られている場合がある
    (飲食店の営業が認められていない等)
  • 夏のシーズンは別荘地に来る人が多いので、
    渋滞したり、騒がしいことも
  • たまにしか使われていないので換気が行き届いておらず、
    カビ臭いことも



古民家・別荘の比較


古民家と別荘では物件としての魅力も違えば
良いところも悪いところにも違いがあります。

それぞれのメリット・デメリットを含めた比較表を作成しました。

古民家別荘地
平屋、間取りが広い広さ・間取り1LDKのコンパクトな物件から
豪邸まで幅広い
天然の素材が使われ、
落ち着く雰囲気
雰囲気自然が溢れていて非日常的な雰囲気
夏涼しく、風通しが良い住み心地周りに建などが少ないので、とても静か
築年数が長ければ長いほど
リフォーム費用はかさむ
リフォーム費用塩害や落ち葉による屋根・外装の痛み、
建物の劣化具合による
イベントなど参加必須のところが多く、
近所付き合いも濃密
町内会費・近所づきあい定住している人が少ないので
基本的には近所付き合いは少ない
固定資産税が安い税金など管理費や別荘税などがかかる場合がある
旧耐震基準のため倒壊の危険性がある耐久性・耐震性傾斜地や土砂災害警戒地域に建つ建物は
崩壊の危険性がある

住んでいる地域や場所によって多少差はありますが、
実際に住んだ時のことを考えると気になる項目をピックアップしました。

そしてどちらにも共通して言えることですが、
車での移動が必須になります。

近所のスーパーやコンビニ、
飲食店などまで車で30分ということは珍しくありません。

移住には”不便さを楽しむ”くらいの気持ちが必要と言えるでしょう。

古民家、別荘のメリット・デメリットのまとめ


古民家と別荘は場所も雰囲気もそれぞれ異なっており、
どちらも魅力的な物件ということがわかりました。

移住するに際してどんなことをやりたいか、
どんな環境がいいかなど、
それぞれの良いところも悪いところも
ご自身が住んだときのことをイメージしながら
移住先を決めるといいでしょう。


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