今回は、移住への第一歩として、移住先の決め方をいくつかご紹介します。
こんにちは!
当ブログを運営している「タカヒロ @utsurism」です。
群馬県在住の28歳。2023年に住み慣れた岡山から移住して、嬬恋村で生活をしています。 そんな私が、移住生活の楽しさを知ってもらうため、当サイトで情報発信をしています。
・移住先の決め方がわからない
・実際に移住した人は、どうやって移住先を決めたのだろう
・移住先の選択で失敗したくない!
まだ移住に興味を持ち始めた段階では、どうやって移住先を決めたら良いかわかりませんよね。
移住ビギナーの皆さんもこういった疑問や願望をお持ちじゃないですか?
そんなあなたに、うつりズムから下記を提案します!
移住先の決め方5選を参考に、あなたにとって最高な移住先を見つけよう!
本記事では、私が実際に移住するにあたって、移住先候補となる地域を絞るために活用した方法(選び方)を紹介します。
私も移住先を選ぶのに、大変苦労しました。
調べれば調べるほど深みにはまっているようで、余計に悩んでしまうこともありました…。
そんな中で、多くの移住先を調べ、実際に移住を完了させた私がオススメする
移住先の決め方を5つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
はじめに:日本全国の自治体数は、なんと1,718市町村もある!
移住先の決め方をご紹介する前に、皆さんに質問です。
現在の日本において、全国の自治体数はご存じでしょうか?
都道府県の数は、小学校でも習いますのでご存じかと思いますが、市町村の数は意外と知られていないんですよね。(私も調べるまで知りませんでした...)
総務省のホームページで調べたところ、2022年8月時点では、1,718の市町村があるそうです!
(総務省HP https://www.soumu.go.jp/gapei/gapei2.html)
ということは...
地方移住を考えている人は、1,700の地域から1つを選ぶことになります。
そう思うと、1つロマンにも感じますね!(星の数の人の中から、君を見つけ出したよ的な)
話が逸れてしまいましたが、実際に数字を見ると、とても大変ですよね。
そこで今回は、数ある移住候補先から運命の市町村を決めるための選び方について、5つの軸を紹介します。
移住先の決め方 5選
それでは、移住先を決めるための選び方の軸となる5つをご紹介をします。
- 直感から選ぶ
- 気候から選ぶ
- 環境から選ぶ
- 仕事から選ぶ
- 思い出から選ぶ
特別な思い入れなどがなく、漠然と移住したいなと思っている方には参考になるかと思います。
上記の軸は、あくまで一例ですので、そのほかの決め手があっても良いと思います!
移住先の決め方①:直感から選ぶ
まずは、何と言っても、「直感」が大事です!(いきなり抽象的ですみません。)
「よくわかんないけど、好き」、「なんとなく住んでみたいと思った」といった感覚は大事です。
もちろん、直感だけで突き進むのは、暮らし始めてから後悔する可能性があるのでやめましょう。
ここでは、あくまできっかけの1つであり、更にその自治体を深堀りして、それでも嫌にならなかった場合のみお勧めします。
私の移住先を検討しているとき、候補となるはじめの一歩は、直感だったことが多々ありました。
皆さんも何となく可愛いからと買ってしまったオブジェなどはありませんか?
それは、今も大切に飾ってあることが多いような気がします。
私の身の回りの物は、長く愛用しているが、なんで好きなのか言葉でハッキリ表現できないものが、たくさんあります。
好きな理由が語れないなんて、大して好きではないんじゃないか?と思う方もいますが、
私は、「明確に言えないけど好き」=「本能的に好き」ということだと解釈しています。
移住は、雑貨を買うこととは費用が比にならないので、そう簡単には決められませんが、
その「直感」も、1つの理由として、採用してみてはいかがですか?
移住先の決め方②:気候から選ぶ
移住候補先を選ぶのに「気候」から選ぶのもよいと思います。
一言に気候と言っても、いろいろな条件があると思います。
・「気温(熱い・寒い)」
・「天気(晴れ・雨)」
・「湿気(高い・低い)」
・「積雪量(多い・少ない)」 など。
得意不得意や、趣味などによっても影響を受けるのではないでしょうか。
私は、ウィンタースポーツ(特にスノーボード)が好きです。
そのため、雪の質がいい土地がいいなと思っていました。
しかしながら、ウィンタースポーツが趣味とは思えぬほどの寒がりなので、日常的に雪が多く積もる地域は嫌だとわがままを言ってました...。
気象庁のホームページでは、各地域の気候がわかるようになってました。
住みたい地域が絞れてきたときに活用すると良さそうです。
移住先の決め方③:環境から選ぶ
ここでの環境とは、2つのあります。
1つ目は、「山が近いところで暮らしたい」といった自然環境です。
前述の気候でもお話しした通り、私はスノーボードが趣味です。
そのため、「山が近いところで暮らしたい」という気持ちが強かったです。
(逆に海には全く興味なく、何年も海に行ってません...。)
この自然環境については、実際に足を運んで体験するのが一番だと思います。
どうしても、現地に行けない理由(遠距離、コロナ情勢など)がある場合は、
YouTubeやSNSで現地の方の情報を調べることもいいと思います。
しかし、感覚は人それぞれですので、Aさんが高評価していても、Bさんは低評価かもしれません。
移住候補先が絞れてきた段階で、一度現地を訪れることを強くお勧めします。
2つ目は、自治体の制度(補助金など)の生活環境です。
これは、意外に見落としがちですが、移住候補先の自治体制度は、何かと生活の助けになります。
移住に着目しても、多くの自治体で、移住者支援制度を行っている場合が見受けられます。
「移住に関する窓口相談」はもちろん、「空き家の紹介(空き家バンク)」や、「移住にかかわる補助金(引っ越し費用、改修費用、家探しの諸費用など)」といった、移住者に優しい制度がたくさんあります。
また、移住後の人生も考え、「子育て支援」や「老後支援」など、自治体によって様々です。
今後の人生設計に合った自治体を探すのも大事ですよ。
移住先の決め方④:仕事から選ぶ
移住した後も働かないといけませんよね。
昨今の働き方改革により、テレワークなどを実施されている企業も少なくありません。
そんな優良な会社にお勤めされている方は、スルーしてください。
さて、仕事から移住先を選ぶというのは、「移住先でどんな仕事をしたいか」や「どんな仕事ならできるか」といった要素のことです。
やはり都会に比べると田舎の働き口は多くありません。
田舎には田舎に必要な仕事がありますから。
ですので、やりたい仕事がある場合は、それができる市町村を選ばないといけないですよね。
また、やりたい仕事がない場合は、こんな仕事はできないということを明確にしておきましょう。
例えば、魚が触れないので漁業関係は難しいと分かっていたら、港町の優先順位は下がるのではないでしょうか。
このように消去法を使うのも、選択肢を絞るにはいいと思いますよ。
また、仕事として、多くの先輩移住者がやっている「地域おこし協力隊」も選択肢の1つです。
※すべての自治体が実施しているわけではないので、ご注意ください。
移住後の固定的な収入を得るために、地域おこし協力隊の仕事をしつつ、今後の仕事までの時間稼ぎとすることができます。
(時間稼ぎを推奨しているわけではないので、業務はしっかり行ってくださいね!)
地域おこし協力隊の情報については、移住・交流推進機構のポータルサイトにて、情報が公開されてますので、参考にするのがいいと思います。
移住先の決め方⑤:思い出から選ぶ
思い出っていつまでも心に残りますよね。
そんな思い出の場所で暮らすことができたら、とても夢がありませんか?
前述した1から4の軸と比較すると、少し弱いので、番外編だと思ってください。
皆さんは、現在住んでいる地域以外に、思い出の場所はありますか?
「卒業旅行で訪れた地域」「昔、一時期だけ暮らしていた町」「好きなスポーツチームを応援した場所」など、何か1つは思い浮かぶのではないでしょうか。
そんな思い出の場所、もしくは周辺の地域に暮らすことができたら、幸せだと思いませんか?
私も旅行で訪れた軽井沢を、今でも忘れることができません。
そして、移住先は、軽井沢から車で約30分の距離に決めました。
ただでさえ楽しい移住先探しに加え、思い出が重なることで、更に気持ちが高ぶります!
移住は人生で数少ないイベントですので、ワクワクする地域を選ぶのもいいのではないでしょうか。
まとめ(移住先の決め方 5選)
いかがだったでしょうか。
この記事が、皆さんの地方移住の第一歩として、何かの参考になれば幸いです。
私も初めは手探りで、「こんな理由でいいのかな?」「もっといい市町村があるんじゃないかな?」と不安になっていました。
ですが、住みたいと思った市町村を更に調べていくと、より魅力を感じ、好きになったことを覚えています。
移住は、人生にとっての大きなイベントですので、しっかり時間をかけて考えていくことも大切です。
他にも移住について、もっと話を聞きたいと感じた方は、「質問」や「話してほしいテーマ」などをコメントいただけると幸いです!
皆さんも素敵な移住ライフを実現してくださいね。