今回は、暑がりさんにお勧めする、移住にお勧めな涼しい地域を紹介していくよ!
こんにちは!
当ブログを運営している「タカヒロ @utsurism」です。
群馬県在住の29歳。2023年に住み慣れた岡山から移住して、嬬恋村で生活をしています。 そんな私が、移住生活の楽しさを知ってもらうため、当サイトで情報発信をしています。
最近は、温暖化で暑い日が増えたな~。
暑がりさんには、日本の夏は暑いよね(汗)
いっそのこと、涼しい地域に移住したいな。
それはいいね!
じゃ、選りすぐりの涼しい地域を紹介してあげるよ!
地球温暖化が日に日に進行しています。近年の気温上昇や、残暑などからも実感できますよね。
気温がどんどん上昇してくると、特に暑がりさんには堪えますよね。
そこで、本記事では、移住にお勧めな涼しい地域をいくつか紹介します。
今後、更に気温が上昇すると涼しい地域への移住需要がさらに高まることが予想されます。
需要が供給を上回る前に決断するためにも、是非、参考にしてみてください。
涼しい地域の特徴・ポイント
まずは、涼しい地域の特徴を確認していきましょう。
・避暑地もしくは、寒冷地に該当する
涼しいといわれる地域は主に、避暑地もしくは、寒冷地と呼ばれる地域が該当します。
避暑地として有名な軽井沢や、寒冷地として有名な札幌などは、涼しいイメージが強いですよね。
避暑地と寒冷地は、ともに厳密な定義がないですが、一般的には以下の場合を指します。
避暑地…年間の平均気温が低く、標高が高い地域(全国にある)
寒冷地…年間の平均気温が10℃以下であり、冬期は常時積雪している地域(主に東北と北海道)
どちらも年間の平均気温が低いため、夏も涼しく快適に過ごすことが出来ます
・地域の多くを森林が占めている
実は、森林がもたらす気温低下の影響は大きいのです。
森林は樹葉が⽇射を遮り、吸収した⽇射エネルギーの多くを蒸発散に使うため、空気があまり加熱されません。
とある研究では、林内外の最⾼気温の差が、5℃に達したという結果も出ています。
・体感温度が下がる条件を満たしている
実際の気温にだけでなく、体感気温も重要です。
体感温度に影響を与える要素はいくつかありますので、その一部をご紹介します。
・アスファルトが少ない(自然が多い)
アスファルトが多い都会では、実際の気温より体感温度が高くなる傾向にあります。
これは、路面(アスファルト)からの赤外放射による影響です。
これらを軽減する要素として、アスファルトの少ない地域で生活すると効果があるでしょう。
しかしながら、道路などは舗装されている場合のメリットが大きいです。ですので、移住先の自宅周辺だけ、アスファルトが少ない場所(公道から少し離れた場所)を選ぶのがおすすめです。
・適度な風がある
風にあたることで、体感温度を下げる効果があります。
一般的に風速1m/sで体感温度が1℃下がると言われています。
ただし、風が強すぎると生活に悪影響となりますので、適度な風(風速2m~3m程度)が良いと考えます。
海に面している地域は、浜風が強い場合がありますので、適宜判断することをおすすめします。
・地域全体の湿度が低い
湿度も同じく、体感温度に影響を与えます。高くなるほど体感温度は上がり、低くなるほど下がる性質があります。(気温と湿度(%)の関係が複雑なため、簡単な計算方法はありません。)
夏は特に、雨の影響により湿度が80%と高くなると、ジメジメして蒸し暑く感じます。
一方、同じ気温でも湿度が50%と低いときは、カラっとした暑さで、比較すると、涼しく感じます。(冬の場合は、湿度が高いと体感温度が下がり、湿度が低いと体感温度が上がります。)
体感温度のみに着目すると湿度が低いに越したことはありません。しかし、湿度が低いことで乾燥や静電気、火事の原因などデメリットもあるため、適度な湿度が重要です。
一般的に夏場は、湿度50~60%が理想的とされています。
移住におすすめの涼しい地域 5選
ここまでの特徴を踏まえて、移住におすすめな涼しい地域を5つご紹介していきます。
今回は有名な地域を3か所と、少しマニアックな地域を2か所ピックアップしました。
是非、参考にしてください!
移住にお勧めの涼しい地域① 長野県軽井沢町
軽井沢町は、日本国内で一番有名な避暑地といっても過言ではないでしょう。
また、多くの著名人(ビル・ゲイツなど)が別荘を持つ地域でも知られています。
軽井沢町は、森林も多く、年間の平均気温が9度前後のようです。
夏は30度を超える日があるものの平均気温は20度前後と真夏でも、かなり涼しいです。一方で冬は氷点下10度前後の厳しい寒さになります。
観光名所としても有名な地域のため、商業施設もほどよく点在しているので、生活の利便性も問題ないでしょう。
軽井沢町への移住で注意したい点は、湿度が高くカビが生えやすいです。また、霧が年間100日以上も発生するため、生活に影響が出るでしょう。
更には、人気の避暑地ということもあり、地価が高いです。自宅購入の費用が高くなりがちですので、移住のハードルは少し高いかもしれません。
移住にお勧めの涼しい地域② 千葉県勝浦市
勝浦市は、昨今、避暑地のトレンドになっています。
多くのメディアにも取り上げられており、聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。
勝浦市は、年間の平均気温が15℃前後のようです。
夏は30度を超える日があるものの平均気温は25度前後と真夏でも、比較的涼しいです。一方で冬でも7度前後で避暑地の中では冬も過ごしやすいでしょう。
勝浦市は太平洋に面しているため、マリンスポーツなどのアクティビティが充実しています。また、食卓には新鮮な魚が並ぶことでしょう。
勝浦市への移住で注意したい点は、太平洋に面しているため、塩害対策が必要です。家や車などの金属部はサビができやすくなります。
また、千葉県は台風被害が多い県でもあります。台風への備え(防災)はしっかりしておきましょう。
移住にお勧めの涼しい地域③ 北海道函館市
函館市は、寒冷地の定番である北海道の中でも、移住におすすめな地域です。
「100万ドルの夜景」とも称される美しい夜景でご存じな方も多いでしょう。
函館市は、年間の平均気温が9℃前後のようです。
夏は30度を超えることが無く、平均気温は20度前後と真夏でも、かなり涼しいです。一方で冬は氷点下5度前後の厳しい寒さになります。
渡島半島の東側に位置しており、北海道の中では温暖な気候です。そのため、寒冷地以外からの移住者にも優しい環境といえるでしょう。
また、都市としても発展しているため、商業施設も多くあり、日常生活で苦労することはありません。
函館市への移住で注意したい点は、やはり冬の積雪です。特に雪の日はスリップやスタックすることも考えられますので、運転に慣れていない方は注意が必要です。
また、道外へ移動の際に津軽海峡を越える必要があります。そのため、車だけでは移動できず、飛行機、新幹線、フェリーなどを利用しなくてはなりません。
移住後に実家へ帰省をする場合を考え、事前に確認しておきましょう。
移住にお勧めの涼しい地域④ 島根県邑南町
邑南町は、中国山地の山あいに位置する緑豊かな町です。
中国地方を代表する「瑞穂ハイランド(スキー場)」がある地域です。
邑南町は、年間の平均気温が12℃前後のようです。
夏は1ヶ月ほど、30度を超える日があるものの平均気温は22度前後と、とても涼しいです。また、町の大半を森林が占めているため、体感温度は更に下がります。
一方で冬は氷点下3度前後になり、極寒とまではいきませんが、寒さが堪えるでしょう。
邑南町は、自然環境の良い地域にのみ生息する、オオサンショウウオやゲンジボタルが多く生息しています。これは自然環境の良さの裏付けになります。
また、「日本一の子育て村」構想を掲げており、子供の医療費や保育料の補助など。子育て世代への支援に取り組んでいる点も魅力です。
邑南町への移住で注意したい点は、現地での仕事の選択肢が少ないことです。邑南町在住の方の主な職業は農家です。商業施設も少ないため、移住後の仕事の目星をつけてから移住しましょう。
移住にお勧めの涼しい地域⑤ 熊本県阿蘇市
阿曽市は、熊本県の東部に位置し、阿蘇山を含む「阿蘇くじゅう国⽴公園」が、地域の大半を占めています。
九州では定番の避暑地であり、夏は九州中から涼を求めた人々が訪れます。
阿蘇市は、年間の平均気温が13℃前後のようです。
夏は30度を超える日があるものの平均気温は27度前後と真夏は、若干涼しいです。一方で冬は2度前後のため、寒がりでなければ、寒さが気になることは無いでしょう。
阿蘇市は、活火山でもある阿蘇山の恩恵である温泉が多くあります。温泉好きな暑がりさんにとっては、最高な地域ではないでしょうか。
阿蘇市への移住で注意したい点は、こちらも阿蘇山の噴火活動でしょう。日常的には、火山灰が降灰することで、目の痛みや肺等の呼吸器系への健康障害、視界不良などに注意が必要です。また、いざ噴火してしまった場合には、早急に避難する必要があります。
移住するのであれば、活火山と共存していることを意識して生活しましょう。
注意点
移住におすすめな涼しい地域はいかがだったでしょうか?
これらの地域では、夏も快適に過ごせること間違いなしです。
しかし、これらの地域に移住するには、注意点もあります。人によってはデメリットと感じる場合がありますので、必ず確認しておきましょう。
・冬は寒い
避暑地や寒冷地は、夏の気温が低いだけでなく、冬の気温も低いです。
基本的に冬の期間は積雪があり、最高気温ですら氷点下の日が多くあります。
夏の暑さ凌ぎだけで、安易に移住することは控え、冬の寒さも理解したうえで移住しましょう。
また、別の選択肢として、別荘もおすすめです。
別荘として夏だけ利用し、その他の季節は別の地域(都市)で生活することで、それぞれの良いとこ取りが可能です。夏の暑さは凌ぎたいけど、冬の寒さは耐えられないという方は、別荘の購入を検討してみましょう。
・夏の観光客で溢れかえる
避暑地や寒冷地は、移住だけでなく、観光でも人気があります。
そのため、ゴールデンウィークやお盆休みの長期休暇や、子供の夏休み期間は、観光客で溢れます。
有名な地域(軽井沢など)では、顕著に違いが現れますので注意が必要です。
人が少なく静かに生活したい方は、無名な地を選ぶか、市街地から離れた場所に自宅を構えるようにしましょう。
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ここまでの記事を読んで移住に興味を持った方。
自分に合った移住地がわからないときは、簡易的な診断で確認してみましょう!下の「移住地診断テスト」からお進みください。
自分がどんな町に移住したいか、きっと見えてくるはず。
まとめ
暑がりさんにおすすめの涼しい地域について紹介してきたけど、
どうだったかな?
ここよりもっと涼しいところがあるんだね!
でも、寒すぎると僕は冬眠しちゃうから、次は暖かい地域を教えて!
涼しい地域にいきたいって言ったの”ふぉんたん”じゃん…。
今日は疲れたから、また別の記事で紹介するね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
理想的な涼しい地域が見つかりましたでしょうか?
今回紹介した5つの地域以外にも、避暑地や寒冷地はまだまだあります。
たくさん吟味して、自分に合った移住地を見つけてくださいね。
「私の町も涼しいよ!」「こんな避暑地があったよ!」などあれば、コメント待ってます!